パソコン上記のような理由から、DWG互換CADにおいては価格だけが検討のポイントでないといえます。正規のCADソフトより安く、またその中でも一定のクオリティーは保てる絶妙なソフトを選ぶことが重要となってきます。ですが、そうなってくると少し不思議にも感じられるかもしれません。2つの要素を兼ね備える絶妙なソフトは、ひとつあれば十分なのでは?という点です。にもかかわらず、数多くのソフトの中から選りすぐる必要というのが事実存在します。いったい、なぜなのでしょうか。

理由は、同じDWG互換CADでも、どの分野で使用するかで最適なものは異なってくるためです。CADとして優秀かどうかではなく、自社の実務において最適かどうかを見極めることこそが、ベストなCADソフト選びとなってきます。CAD活用分野は、とにかく幅広いです。前述で紹介したもの以外にも、20以上に及ぶ分野で役立てられています。実務に適したDWG互換CADを選んで、コスト削減とスムーズな活用を両立してください。

また従来のソフトから変更する場合には、社内における教育訓練も考えておかなくてはなりません。従来の知識でそのまま引き継げるのか、それとも仕様の違いを訓練しなくてはいけないのか、そのあたりも検討時のポイントといえるでしょう。

AutoCADなどのメジャーなCADソフト以外にも、CADソフトは存在します。それこそ、運用コストを抑えられるものも見つけられるでしょう。つまり、コスト削減を考えるなら、単純にCADを安価なものに切り替えれば良いのです。ですがこのとき、重要なポイントを忘れてはなりません。それは、メジャーなCADソフトで書き出すデータに対応したソフトを選ぶということです。

CAD
画像出典 {アレス│Auto CAD運用}

AutoCADなどで使用されているネイティブなデータ形式は、「.dwg」の拡張子がもちいられているDWGファイルです。これは1982年にAutoCAD最初のリリース時に開発された、伝統的なファイル形式でもあります。主には、設計、ジオメトリデータ、マップおよび写真が含まれており、登場以降、設計分野において欠かせない存在として今日まで役立てられ続けています。

こうした理由から、CADのコスト削減のポイントは、安価なCADの中でも、いかにDWG互換に優れているかという点であるといえます。互換性があったとしても性能の低いものであれば図面ばけが懸念されます。また大きなファイルを扱う場合には、安定性や操作性が維持できるかどうかも重要です。これらのポイントを考えながら、コスト削減に力を注いでください。

ポイントCADが業務に欠かせないのなら、従来通り活用していけばそれでいいのでは。そんな風にも思われるかもしれません。ですが、BIMやCIMも登場してきている中、CADも従来同様に運用し続けるというのは、決して簡単なことでもありません。なぜなら、CADソフトには結構な運用コストがかかるためです。業務面で問題なくても、経費面について削減を考えていかなくてはなりません。

CADを考える上で代表的なのが、AutoCADでしょう。CADの基本的なソフトであり、専門スクールの学習カリキュラムの多くでももちいられています。また、従来からベーシックな存在として一線で活用され続けてきたものもまた、このAutoCADです。

そこでポイントとなってくるのが、運用コストは削減しつつも、最低限AutoCADのようなベーシックなCADデータを読み込み、もしくは書き込みがおこなえる状態は維持していかなくてはならないということです。従来のデータをおこす際、これらができなければファイルは無用の長物となってしまいます。

CAD運用コストを削減しつつ、なおかつデータの読み書きは維持するためには、どうすれば良いのでしょうか。次項にて、おすすめのポイントを紹介します。

CADⅭADは、建設や機械製造といった分野でもちいられているベーシックなパソコン業務のひとつです。専門知識やソフトスキルを駆使して、CADデータに入力することで、完成度の高い設計業務に繋げることができます。建築における使用が代表的ですが、自動車や宝石加工、さらにはアパレルでももちいられるなど、用途は幅広いです。そのため、就職に有効となるスキルとして手に付ける人も少なくありません。

ですが近年は、さらなる設計図制作の技術も登場してきています。CADは、主に2次元データを使って設計図を描く方法です。ですがさらに詳細な図面おこしが可能となる、3次元データが新たに台頭しようとしてきているのです。それが、ビルディング・インフォメーション・モデリングことBIM、そして土木界におけるBIMといわれる、コンストラクション・インフォメーション・モデリングことCIMです。いずれは、これらの方がメインとなり、CADが少数派になる時代も訪れるかもしれません。

とはいえ、まだまだCADの重要性も大きいのが実際のところです。なぜなら、過去に作られたCADデータに関しては、CADファイルとして読み込めなければいけないためです。BIMやCIMへの転換に力を注ぎつつも、CADも引き続き継続していかなければいけません。そうなってくると、徐々に使用頻度も低下してくるであろうCADは、極力コストを抑えたいところです。どのようなコスト削減が有効なのでしょうか。CADのコスト削減について、特集しました。